ライター:セッキ―
2023.05.09
今年も開催されました、オルガテック東京2023に行ってまいりました!!
お待たせしちゃってすみません!!(待ってました?よね?)
今回3時間にわたり取材してまいりました内容を、ぎゅぎゅっと凝縮してお届けします^^
おさらいしておきましょう。
オルガテックケルンは、現代のビジネスシーンをリードする国際トレードショーです。2年に⼀度、ケルンで開催されるこのトレードショーは、オフィス施設プランニングのネットワーク、コラボレーション、そして新しいトレンドを⽣み出すクリエイティブなホットスポットなんです!
その国外展開のひとつ、初のアジアデビューだったのが、昨年のオルガテック東京2022でした。
本家は2年に一度なのに東京では今年も開催してくれるなんて…!今から来年も楽しみです★
今年のテーマは SHIFT DESGIN
さて、第2回「オルガテック東京 2023」の開催テーマは「SHIFT DESIGN〜デザインは働き⽅を⾃由にする」。4/26~28までの3日間、東京ビッグサイトにて開催され、26,000⼈以上の来場者を記録!スペースは約2倍、国内外から初出展78社を含む127社のトップブランドが集結しました。
↓オルガテック東京 2023 開催レポートより抜粋↓
⽇本を含む世界14の国と地域から127社が出展 (前回⽐201%)
うち、国内から 82 社、海外から 45 社が出展 (国内出展者⽐率 65%)
来場者数 約 26,212⼈
総展⽰⾯積 17,760㎡(アトリウム含む)
さ、それではいってみましょう。すべてでなくて申し訳ありませんが、できる限りをご紹介していきたいと思います!!
まずは大地農園さんの「アースマターズ」。いい香りがしてきます~この白い柱のようにおりているのは本物の植物をブリーチして装飾に使っているのだそうですが…
とってもいい香りがしてくるのはこのフレーム。フレッシュだとすぐ消えてしまうけど、2年ほどは楽しめるような加工がされているのだそう。香りと自然素材の造形美を楽しんでもらおうというもの。会議室の壁面とか、いかがですか^^加工のしかたによっては企業ロゴとかにもできそう!
シナモンを嗅いでみました!本物の香りでした!(違いの分かるオンナ♪)
次は東レ!Ultrasuedeの試作品がずらり。ぼつぼつしたプリント発見!おもしろ! どんな商品に展開していくのか、楽しみですね~
さっきからこれずっと動いてるのよね~、カシャーカシャーって。東京ビロードさんのブースでは、すごい高いところから防音カーテンが自動開閉してた!!布が何層にも重なって作られたもの。
中で内緒バナシしてた!集中したいお仕事にもぴったりですね♪
ビロード生地の専門店から、カーテンや劇場の幕などに展開していった同社、“雑音を吸う特殊な機能”に着目し、オフィスの音対策に開発されました。外側のデザインは自由にできるので、好みのアートや企業ロゴなどプリントしたいですね。
ウィステリアグループさんのブースでは、「キクロス」という循環型リサイクルビジネスモデルについて熱く語っていただきました!
椅子の張地となる再生ビニールレザーを椅子張り工場へ販売
→そこで加工時に出た端材を自社便で回収
→自社でリサイクル加工後レザー製造工場にて100%資源化する
というサイクルを構築中とのこと。※詳細は⇒こちら
もう一つは、BizVAという無染色の生地。 プラスチックを溶かした状態から各色の糸を作り出して織る。水も電気もたくさん使い汚れも出る「染色」という工程を省くためサステナブル。
京都の川島織物セルコンさん、着物の帯やカーテン、カーペットなどを作る会社で今年180周年!!
セッキーが取材したサイボウズさんのオフィスにも導入されてたんだ!
着物好きなセッキーが吸い寄せられてしまったこのブースですが…ちょっとこの二段目のグリーン!めっちゃ気になる!かなり立体的で絶対帯にはならなそうですけど??
ハンドタフトといって地の生地に端材などの糸をピストルみたいのでガンガン打ち込んでいく手法、職人さんが手で直接やっているので同じものは一つもないわけ!なるほど~このスツール、並んでたらちょっと楽しいかも♪
環境への取り組みはかなり早くて2003年から!エコリーフ登録をしたのが約20年近く前とのこと。生産におけるCO2排出の数値を第三者機関に審査してもらう、ということ当時はうちしかやっていなかったんですよ~、ようやく最近周囲がおいついてきたという感じです、と鼻高々に話されてました^^
左は、タイルカーペットの素材を分解してリサイクル生産している、というのをみせていただきました♪
このタペストリーも気になった!織ってから糸をカットしてるんですね。美しいです~
お次はコマニーさん!「間づくり研究所」は前回同様、お化け屋敷スタイルで楽しませてくれましたね!(個人の感想です)
ズンズン進んでいきます・・・ね。お化け屋敷スタイルでしょ。
最後は広い空間に出て、何やら薄いカーテンが動いています。中央に、四方を薄い布に囲まれた優しい個室ができました。また動いて開かれた空間になったりする。
出たところでお茶をいただいたんだけど、これ好き。すっごいちっちゃなテーブルと柱でミニマムなタッチダウンスペース、って感じでよき!電源もついてました。
次は昨年11月に恵比寿ガーデンプレイスにショールームを移転したというPLUSさん!行きたくてたまりません~ 見学ツアーも積極的に開催されてますよ♪
今回展示している「ヴィチェンダシリーズ」で使われている木材は「センダン」という樹木で、植樹してから木材として利用できるまでの成長の早さが、スギやヒノキの約1/3なのだそう。一般的な広葉樹よりもCO2の吸収能力が約3倍高いといわれ、サステナブルな木材として注目されているんですって!
最近では、理想の在宅ワークスペースづくりをサポートする「ouchi GARAGE (おうちガラージ)」もオープンしたんですよね♪
くろがね工作所さんは今年もSteelcaseとのコラボ。テーマは「Neighborhood」。オフィスへの愛着が高い人ほど意欲的に仕事をする、という統計データから、愛着を高めるための家具を展開。コミュニティをもっと大切にしようという想いから、チームを意識したレイアウトでした。
もうどれをとってもビビッドでかわいいんです~
折りたたんで見せてくれました、ソファの下にもしまえちゃう!
このソファにはミニテーブルがくっついちゃってる!
「これ、なんかの形に似てると思いません?」「あ、すみませんカンニングしちゃいました汗」
マンゴーを切った形に似てる、マンゴーチェア。
ドラゴンフライというチェアですが、、、これはトンボには見えませんでした、ごめんちゃい。
内田洋行さんはIOT推しでした。
集中ブースの上部にランプがついてて利用中がわかる仕組み。
五角形のテーブルは珍しい!
揺れるスツールもかわいかった。
eco素材を使用したフェイクグリーン、日本ビダヤコムのブース。最近のフェイクは多種多様すぎてもうフェイクを超えてる!気がする!
リサイクル素材は割高になりがちですが、同社は価格も結構頑張っていて、オフィスへの導入がとても増えているんですって。
丸っこい葉(左)がペットボトルの再利用、シダの葉みたいの(右)が、ALLプラスチックとのこと。じぇんじぇんわからない。
これまでに印象的だったエピソードは?
「完全エコ素材でないと導入不可、という方針のビルに入居が決まっていた企業がありました。フレッシュグリーンで検討が進んでいたものの、メンテナンスの課題がクリアできずにいたところ、リサイクル材の当社の製品なら♪と導入が決まったんです。それも外資系の化粧品メーカーさんだったので嬉しかったです」(セールス/Kさんより)
じゃんじゃん導入してほしいですね!ありがとうございました!
ALLスチール家具のNAIKIさんです。こちらも環境配慮素材がテーマ。
ヒヨコちゃんと一緒に展示されてるこのチェア、全体の35%が卵の殻で作れられているんで すって!!強度も心配ないらしい!年間20万トンの廃棄があるという卵の殻を再生しサステナビリティに貢献。
こちらの製品の本革はミドリオートレザー社のCircuLeather®は革製品として寿命を全うした後に、植物の生育を促す肥料の原料として生まれ変わるというもの。すごい技術ですね~
ぶつかると痛そうな△のテーブルがとにかく、かわいい。とか言ってる場合じゃない。後ろのソファも、年間10億着廃棄される衣料品から綿にして糸にして再生した生地を使っているらしい。
壁にくっつけた収納、もやっぱりかわいい。
鉄のヒヤッとする感触を、塗装によってなくすことを実現したよ、ということでこの下敷きみたいのを触らせてもらいました。冷たくない。ありがたい。
これもよかった。
飛騨のシラカワさんのブースでは「クリエイティブラウンジ」を提案。メイン展示はなだらかな曲線で魅せるユニットテーブル!つなげ方によって、ドーナツ型にしたり半円型にしたり、長方形テーブルを挟めば楕円形もできちゃう。
側面がとってもなめらかでほれぼれする~
本革を貼った円形のテーブルや、木製の車いすはとっても温かみを感じますね。
我が法人のサポーター企業の1社、アイリスチトセさんのブースは、丸みが優しい「enKAK」シリーズで明るい雰囲気!
海洋ゴミから製造されたチェアや、地球環境に優しいマテリアルを意識した展示でした。(※アイリスチトセさんのショールーム兼オフィスのご紹介は近日中に公開しますのでお楽しみに~~
大人な雰囲気のブースは、愛知県知多市に本社を持つアイコさん。家具はすべてオリジナル。今年から販売スタートした4種類のチェアのほかたくさんの製品が並んでいました。
ロッキングするようには見えなかったんですが、座るとめっちゃ心地よい!撥水加工で汚れにも強いんです!7色展開♪
⇒カタログはこちら
オカムラさん、みえてきました。存在感あるのはセッキーもとりあげたワークヴィラ!
念願の「縁側」に座れました♪ あ、座ってる人いるな~
先日のYEデジタルさんのオフィスにもありましたね。ワークキャリアー♪
かわいらしいオウチが見えてきました~♪【置くだけブース どこでもPa・O】のシリーズを展示するTACさんのブース!カラフルでちょっとワクワクしてきます!
建築建材やインテリア家具を主事業として扱っていることから、その技術を活かし、授乳ケアルームや産業医用のカウンセリングルーム、エステボックスなど展開していく流れになったそう。
【Pa・O】シリーズにも様々な形状がありました。こちらの【Pa・O desk】は向こうの壁が抜けているので窓に面して設置すれば解放感抜群!
個性的なイラストが描かれた個室の中には、同じ絵が額に入って飾られてました!
障がい者の方々に描いてもらった作品がこの【Pa・O】の壁面を彩る、というステキなアイディア!なるほど!→naNka
まだまだ、後編に続きます!!
近日公開しますのでお待ちくださいね~~
Information | 「オルガテック東京」公式ウェブサイト
次回のオルガテック東京は、2024年5⽉29⽇〜31⽇開催される予定です。 オルガテック東京 2023 開催レポート ⽇本を含む世界14の国と地域から127社が出展 (前回⽐201%) うち、国内から 82 社、海外から 45 社が出展 (国内出展者⽐率 65%) 来場者数 約 26,212⼈ 総展⽰⾯積 17,760㎡(アトリウム含む |
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ライタープロフィール
整理収納アドバイザー(準一級)、防災士。2014年入社、当社で初めてライターに挑戦。キャリアのスタートは銀行員、その後リクルートグループ、大手税理士法人、スポーツアパレルなど複数の事業会社で管理部門、企画部門、秘書などを経験しながらカルチャーショックのシャワーを浴びまくる。2度の高齢出産を経て復職し、現在家事・育児・リモートワークに奮闘する毎日。無類のコーヒー好きで趣味はハンドメイド。いつかはインタビューされる側になりたい!
ライタープロフィール
整理収納アドバイザー(準一級)、防災士。2014年入社、当社で初めてライターに挑戦。キャリアのスタートは銀行員、その後リクルートグループ、大手税理士法人、スポーツアパレルなど複数の事業会社で管理部門、企画部門、秘書などを経験しながらカルチャーショックのシャワーを浴びまくる。2度の高齢出産を経て復職し、現在家事・育児・リモートワークに奮闘する毎日。無類のコーヒー好きで趣味はハンドメイド。いつかはインタビューされる側になりたい!
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