ライター:セッキ―
2026.05.14
4月、皆さんの会社では新入社員を迎えましたか?
どのような入社式を開催したでしょうか?^^
入社式といえば、真新しいスーツを着こなし社長のありがたいお話を聞き、ときには一人ずつ自己紹介を求められたり……そんなイメージでしたが、
最近ではその会社ならではの要素を盛り込んだ、オリジナル性の高い入社式をよく耳にします。
今回は、東京都豊島区に拠点を構える株式会社日本デザインさん。以前の気になるワダイ!でご紹介した、あの会社です!
→給与は現金支給で〇〇つき?!300もの施策を試行してきた日本デザインが気になりすぎる!
彼らが2026年3月末に開催した新卒入社イベント、その名は『就職披露宴』。
なぜ「披露宴」なのか? なぜ親御さんまで招待するのか? ん? 4月じゃないの?
新卒社員の不安を払しょくし、モチベーションを爆上げする、その独自のしかけをご紹介します。

株式会社日本デザインってどんな会社?
「日本人の生き方・働き方をより幸せにし、日本をより良い国にする。」をパーパスとする、Webデザインスクールの運営やマーケティング支援などの事業を展開する日本デザイン。
社員25名の組織は驚くほどフラットで、おしゃれでアットホームなオフィスではスリッパで過ごし、仲間は「家族以上の存在」と捉える文化があります。そんな彼らが、新年度のスタートに催すのが、これまた規格外のイベントでした。

なぜ「披露宴」? きっかけは新卒の半数以上が抱えるあの不安
せっかく内定を出しても、入社直前に「本当にこの会社でいいのかな…」と不安になる「内定ブルー」。ある調査によると、新卒生の半数以上がこの不安を抱えているといいます。
「それなら、会社をまるごとオープンにして、本人も家族も安心できる場所にすればいい!」
そんな発想から生まれたのが、親御さんも招いた「就職披露宴」です。週5日、人生の70%以上の時間を共にする会社は、いわば「第二の家族」。だからこそ、結婚披露宴のように、大切な人にその門出を祝ってもらいたい。そんな愛に溢れた動機からスタートしています。
涙と爆笑の「披露宴」プログラムを大公開!
開催されたのは4月1日ではなく、3月28日。11:00から17:00まで、丸一日かけて行われたプログラムは、どれも個性的なんです。その中身を覗いてみましょう。
【第0部】正解のない世界へ。親子で「たらしこみアート」
緊張をほぐす最初のアイスブレイクは、なんとアート制作。複数の絵の具を混ぜて作る「たらしこみアート」です。「社会人生活に正解はない。自分たちの色を作っていこう」というメッセージが込められているんです。

1家族につき2枚のキャンバスを用意し、絵の具は決意の3色を選んでたらします。大人になってから親と一緒に何かを作る機会なんて滅多にありませんから、この共同作業は思い出として深く刻まれるでしょう!乾燥させて持ち帰ってからは部屋に飾っていつも初心を思い出している、という社員さんもいるそう。

【第1部】感動の「親への手紙」
共同作業で昔を思い出しつつ、場が温まったところで本編に入っていきます。
第1部では創業ムービーの上映など行ったあと、新入社員からご両親への手紙を朗読。普段は照れくさくて言えない感謝の想いを、社長や先輩が見守る前で伝えます。この時間は、社員自身が「自立して頑張るぞ」という覚悟を決める、神聖な儀式ですね。

【第2部】懇親会は爆笑の渦!先輩社員が大活躍
感動の後は、思いっきり笑うのが日本デザイン流!
会社の理念を体感すべくシャンパンタワーで乾杯の準備です。
ん? なぜこれが理念?
ここには「まずは自分を満たし、そこから溢れたエネルギーで周囲を幸せにする」という同社ならではの「シャンパンタワーの法則」があるからなのだそう。なるほど!ナットクですね。新卒生とその家族が一緒にグラスを注ぎ、幸せの循環を誓い合いました。

同ビル内の飲食店に会場を移し、和やかな雰囲気の中で会食です。先輩社員による余興はなんと、新入社員のエピソードを盛り込んだネタで「オリジナル漫才」!こんなことされたら筆者なら「一生この会社についていきます!」という気持ちになりそう。
最後は社長から入社証書が授与され閉幕です。

参加者の反応は? 「不安」が「自信」に変わった瞬間
心のこもった披露宴イベントを終えみなさんどのように感じたのでしょうか。
◎不安の解消: もともと不安がなかった人をのぞき、全員が「入社への不安が減った」と回答
◎モチベーション: 全員が「向上した」と答え、そのうち3名は「大きく向上した」と回答
新入社員の声ーーーーーーー
「先輩たちが自分たちのためにここまで動いてくれるなんて。温かい職場だと改めて感じました。」
「入社証書を額縁でもらえたのが、認められた気がして嬉しかったです。」
ご家族の声ーーーーーーーー
「東京でやっていけるのか心配でしたが、社員さんの顔を見て安心に変わりました。」
「この先輩たちと一緒なら、一歩を踏み出せると確信しました。」
親御さんの安心は、そのまま新入社員の「背中を押す力」に変わります。これこそが、離職防止とエンゲージメント向上の最強の処方箋かもしれません。
まとめ
とても楽しそうで、心にしみる場面もある、素敵な企画でしたね。しかも3月中に開催するというのが筆者はとてもいいと思いました。親御さんとしても、社会人になる前の最後の大事な瞬間を共に過ごすことができるのはその後の安心感にもつながるでしょう。感動的な場面や決意の瞬間は3月中におさめ、4月1日からパチッと気持ちを切り替えて業務をスタートできる、そんなしかけでもあるような気がします。
親御さんに「安心してください」と一言伝える。
新人が主役になれる時間を、ほんの少し作る。
それだけで、内定ブルーは「早くこの会社で働きたい!」というワクワクに変わります。
大切なのは豪華な演出ではなく、「新人を家族のように歓迎する姿勢」を見せること。
少しでも、今後の会社イベント企画立案の参考になれば幸いです。
| Information | 株式会社日本デザイン https://japan-design.co.jp/
所在地 :東京都豊島区東池袋1-35-3 池袋センタービル2F 設立 :2013年2月18日 代表取締役:大坪拓摩 事業内容 :オンラインスクール運営、WEBマーケティング、コンサルティング、飲食事業、整体事業等 |
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セッキ―
ライタープロフィール
2014年入社、当社で初めてライターに挑戦。キャリアのスタートは銀行員、その後リクルートグループ、大手税理士法人、スポーツアパレルなど複数の事業会社で管理部門、企画部門、秘書などを経験しながらカルチャーショックのシャワーを浴びまくる。2度の高齢出産を経て復職し、現在家事・育児・リモートワークに奮闘する毎日。無類のコーヒー好きで趣味はハンドメイド。整理収納アドバイザー(準一級)、防災士。いつかはインタビューされる側になりたい!
セッキ―
ライタープロフィール
2014年入社、当社で初めてライターに挑戦。キャリアのスタートは銀行員、その後リクルートグループ、大手税理士法人、スポーツアパレルなど複数の事業会社で管理部門、企画部門、秘書などを経験しながらカルチャーショックのシャワーを浴びまくる。2度の高齢出産を経て復職し、現在家事・育児・リモートワークに奮闘する毎日。無類のコーヒー好きで趣味はハンドメイド。整理収納アドバイザー(準一級)、防災士。いつかはインタビューされる側になりたい!
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