東京システムハウス：シンプルなのに機能的。落ち着きのあるアットホームなオフィス

今回は、取材依頼を受け、東京システムハウスさんにおジャマしてきました！

創業1976年、社員約200名。システム開発を事業の主軸とする同社は、その約半数の社員が顧客先常駐で、オフィス利用者は約100名。コロナが明けてそろそろ出社率を上げていきたい、また若手の採用強化も視野に入れたとき、オフィスをもっと快適に働きやすくしなくては。そんな想いから移転を決意したそうです。

場所は4月にグランドオープンしたばかりの五反田JPビルディング！まだビル共用部の廊下などには養生してある場所がちらほら、そんな真新しいビルに入居した同社、どんなオフィスなんでしょうか！

早速行ってみましょう～～

ESなくしてCSなし―創業当初からの想い

創業当初からの経営者の想いとして、「ESなくしてCSなし」という考えを大切にしてきている同社。今回は従業員アンケートを活用し、その声を活かすようにオフィスを構築していきました。

アンケートでは約6割が在宅勤務の快適性を訴える一方、偶発的なコミュニケーションや情報共有のしやすさにも期待が募り、コンセプトを「アイディアを育むオフィス」と設定。そこで、

「コミュニケーションで発想を育む場」
「ES（従業員満足）を推進する場」
「業務効率を高める場」

という 3 つの要素を組み込み、2020年から導入しているフリーアドレスの継続、バラエティに富んだワークスペース、フレキシブルな家具を利用することによる交流スペースの確保やリフレッシュスペースの設置など、すべてにおいて「ES」への想いがこめられています！

それでは見学スタートです～♪

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受付に到着！まだ胡蝶蘭が飾ってありますね。ランプが印象的で、見通しが明るくステキなエントランスです。やっぱエントランスは向こうが見えるほうが筆者は好き。

ステンレスみたいなシャープな印象の広い壁面、いろいろ飾り放題。ゴルフ関連のニオイがしますね・・・

わぁーーこれすごい。写真かと思ったら絵なんですけど、よくよく見てみるとギャラリーの中に混じって・・・

なんかほら、木登りしてる子たちいるんですよ。心がきれいな人にしか見えないみたいなので、ぜひ行って確かめてみてください。

余白がたくさん、シャープなシルバーにロゴが映えてカッコいい。世の中の広報さんはこういう“映えスポット”を欲しているんでしょうね。オフィスに絶対用意しなきゃいけないやつですね。

トロフィーとか賞状とか飾れるコーナーにはもうこれ以上飾れないくらいびっしり。

映えスポットの背中側にはモニターがありました。木の使い方が上手ですね。

早速見つけました、かわいいサイン！颯爽とカートを操るこのロボット、同社が運営する「Golferweb」の公式キャラ、ゴルまるくんですって！
広報さん「わぁ～～♪すぐ気づいていただけた♪嬉しいです～★」
いやいや、これ気づかない人いないですってばよ。

このエリアに会議室は5室。

受付から入って左がこの会議室エリア、ステンレス風壁より右はセキュリティがかかっていて、執務エリアにつながる、というレイアウトになってます！

それでは右方面、顔認証のセキュリティをくぐって、おジャマしまーす！

黒いパーテーションでびしっと引き締まりますね。ボウリングできそうな長い通路。通路の右側は手前に倉庫、続いてゴルフ関連サービスのカスタマーセンターのお部屋が用意してありました。

また、この通路の細い部分で、お水や備品類、コピー機や保護る（まもる）くんを格納しているんですね。空間利用が上手！

通路の左側は、手前から（写真では奥から）人事専用ルーム、社長室（No.9）、役員会議室（No.8）、6人用会議室（No.6と7）が並びます。

圧迫感をなくすため、社長室と隣の役員会議室との壁を取り払おう！という話になっているらしいです。実際に使ってみて初めてわかることは多いものです。改善を重ねて大好きなオフィスにしていきましょう♪

6人用会議室はコーポレートカラーに合わせたブルーの配色です。

消火器が室内にあるとはなかなか珍しいですね！

じゃじゃーん、執務スペースです！落ち着いたブルーのトーンで統一されていて大人な雰囲気です。全席フリーでとても静か。今日は比較的出社が少なめの日だそう。

丸いテーブルや四角いテーブル、1人サマ用のカフェっぽいコーナーとは、天井や床で空間を仕切っただけでなく、照明でも雰囲気を変えています。

ここのランプもカワイイなあ～

ちょっとだけ顔が見えるか見えないか、という高さのパーテーションで囲われた横向きのボックス席。筆者はここ、愛用しそうです。
よく見たら天井にスクリーンが設置されてますね。全部で二か所あります。

ホワイトと木のコンビネーションデザインがほっこりしますね。窓に向いた図書館スタイル。

WEBブースも2台。

え、ここにも集中できそうなスペース！ちょっと顔を出せば室内の様子が一望できる。後方から明るい光が差し込むのでワークしやすそうです。今日は出社少なめということなので、やっぱり中央よりは端のほうから埋まっていきますよね＾＾

人気高めのカウンター席。

角のスペースは低めのソファでリラックスコーナーですね。うーん、レイアウト上手＾＾

こちらはまた横向きスタイル。何種類あるんでしょう？コンパクトなスペースに様々なワークスペースが用意されているんですね！

反対側の奥には総務さん専用のコーナー。2席あります。座るとまったく前が見えなくなってしまうので撤廃を検討中とか。日々改善、大事ですね！

続いてファミレスコーナー。木とブルーのコンビが自社らしさを感じさせてGOOD★

こちらの角はロッカーとパントリー。人が集まるマグネットスペース、床と天井でしっかりエリア分けされています。

◆◆筆者の気になるポイント！◆◆
さっきウォーターサーバーが廊下にありましたよね。飲食系と考えればパントリーにあってもよさそうなものですが、なぜ廊下なんでしょう？

それは、補充のシーンを思い浮かべればわかります！ここはパントリーと言っても執務エリア内、しかも奥のほうに位置していますから、水ボトルの補充のたびに配達の人が執務エリアに入ってくるなんてちょっと煩わしいかも…だから、廊下にあるのはとっても機能的だと感じました！

この執務エリアがとても静かで快適なのは、そんなごちゃつきが廊下までのラインで整理されているからなのではないでしょうか＾＾


ロッカーも木で囲うとキレイです♪ここもホワイトと木のコンビがいいなあ。側面は掲示板になってて便利。

フロア全体をイベントスペースのようにして全社員が集まることもあるんですよね。しっかりお酒がキープされてます～

以上、東京システムハウスさんでした！

いかがでしたか？
しつこいようですがホワイトと木、ブルーと木、ステンレスと木、といったコンビネーションデザインがステキでした♪移転PJメンバーを各部門から選出し10名ほどで進行したことで、意見がまとまらないこともあったそうですが、落ち着いた空間に仕上がっていたと思います！出社率も確実に上がっているそうですよ＾＾

執務エリアは、スペースのわりにお席のパターンがとてもバラエティに富んでいて、毎日違う場所でお仕事したくなります！集中しやすい席もありながらちょこっと首を伸ばせば全体を見渡せる、みんなの顔が見れちゃう、というアットホームさを感じました。（社名に“ハウス”ってつくだけあるなあ～なんて思っちゃいました！）

シンプルなレイアウトが光る、それでいて機能十分な、一体感を持てるオフィスでしたね！ 既に課題もいくつか見つかっているそうですので、また改善したらお話を伺いたいです！

ありがとうございました！