ライター:セッキ―
2023.03.13
2月に移転したascend株式会社(以下、アセンド)さんにおジャマしてきました!3年前に創業したばかりの、物流業界のDX化推進のためのコンサルティングや、物流システムを提供するITベンチャーさんです。マンションオフィスから、この度初脱却したその新オフィスは、わずか86坪にもかかわらず、集中席やリラックススペース、まさかのキッズスペースも備えたという夢のオフィス♪
いやいやそれだけじゃない!
面積の三分の一がキッチンと食堂で占めているですって???
どうやって作ったの??
これはもう行くしかないです!レッツゴー!!
鮮やかなトリコロールがまぶしい、巨大なロゴマークがエントランスを彩ります!間から執務スペースが見えるのがいいですね!靴を脱いでおジャマしまーす♪
突き抜けるような強い赤のラインは、会社と物流業界が一緒に成長していく、という想いがこめられ、また青は落ち着いたイメージを表し、DX化に苦手意識を持つレガシーな業界に寄り添う気持ちがこめられています。
英語で“ascend”には、成長する、上昇するという意味があり、社内でも「アセンドするぞー!」なんて言葉が飛び交うそうww
会議室のドアに貼られたトラックのサインがかわいらしい♪今回移転PJで設計を担当した社員さんの手作りだそう!「北陸信越」は、トラック業界におけるブロックのひとつ。
これはアセンドイチの美文字社員(男性)が書いたもの!力強い!物流業界全体をよくしていきたい想いを込めて、コーポレートミッションを大胆に。
ずらりと並んだお酒(空瓶だけど)! ほとんどがお客様がお持ちになったもの。いろんな方々と交流を深めているんですね~
今回のメインコンテンツ、敷地の三分の一を占める食堂&キッチンです!のれんが味わい深い!
いやいやお酒ばっかりじゃないですかwww
スタンディングのミーティングスペースもあるんですね。
(あせんど音頭が気になるけど触れないでおこう・・・)
奥から見るとこんな感じです。この左側にキッチンが!
はい来ました、キッチンにいた笑顔の料理男子はちょうどランチの準備中~
「本日のメニューは?」
「トマトパスタです!」
なんかめちゃめちゃサマになってる…
ちゃんとモニターもついてた!ここで仕事もできちゃうのか!
キッチンの奥から見るとこんな感じ!
ゲストをお呼びしたらアセンドのAのポーズで写真を撮るのが恒例だそう!今度来た時はごちそうになります!
これは特等席ですね、エンジニアの人気席!キッズ用のチェアも見えますね。
こちらにはキッズスペースも!
平均年齢が29歳の同社。これから子育て世代に入っていく予備軍がたくさんいる中、「家庭の理解を深め働きやすい職場でありたい」との想いから。社長のお子さんも保育園から帰ってここで過ごすことも多いそう。
カーテンの奥に集中席を発見!!めちゃくちゃかわいい家具!
リクライニングチェアで、ゆったり♪皆さん自らモデルさんを買って出てくれます^^
執務エリアです!正社員や副業の方を含め約30名がこのオフィスを利用し、正社員の分だけ固定席が用意されています。
こちらのお誕生日席だけデスクがすっごく高くセットされてますが、身長2メートルの人が使うんだそう。 (・・・ウソです)
す、すごく高い。
チェアはエンジニアの皆さんが生産性高く仕事できるよう、各自好きなものをチョイスしているそう。
壁の中に作り付けの収納!?え、お得じゃないですか。なんか昭和レトロ感が漂います
「これ開かないんですよ」ってもうそういうのも古いビルならではの味ですよね、味!
明るい窓側には2つの会議室。手前が「関東」、奥が「東北」ですね
ガラガラっと開放して広く使うこともできます。
「関東」からオフィス内を見た眺め。奥まで見渡せて、一体感を味わえます。
社長と設計担当者にインタビューしてみました!
代表取締役社長 日下瑞貴さん
人事・総務部 宮津しなのさん
(以下、敬称略)
――食堂とキッチンが大半を占めるオフィスなんて初めてです!ずばりコンセプトは?
日下:ずばり、「アセンドホーム」です。同じ釜の飯を食う、というスタンスで創業からやってきました。当社では“いい昭和”を取り入れていこう、という考えのもと、働き方やオフィス環境を整え、採用もしています。“公私混同”というのも声高に謳っていまして、各自プライベートも開示しながら全力でミッションに向き合っています。
宮津:まずはじめに靴を脱ぐ、というのに驚かれたと思いますが(笑)、“働くだけの場所にはしない”という想いが最初からあり、それがコンセプトになった感じです。私が手作りしたトラックのサインや筆書きといったDIY要素がふんだんに使われているのも「アセンドホーム」の趣旨に沿っているものです。
――規模的には設計施工を外注するパターンが多いですが、エントランスデザインやレイアウトなど宮津さんが考えたそうですね。内製化は社長のご意思ですか?
日下:はい、自分たちが日々生活する空間ですので、当社のバリューや意図をしっかり反映させたかったというのが大きいです。大手ビジネスビルですと整備されすぎた感じがあるんですが、ここは古くて自由度が高くほとんど好きなことができたのはよかったです。
宮津:私が実はオフィス設計コンサルの会社出身ですので、その経験を活かすことができました。なにしろ初のオフィスビル移転ですので、コンセプト決めからレイアウト、デザイン、コンペの様なステップもありましたし、キッチンを作れる施工会社さんを選ぶのも、なにもかも大変でした。
▼創業初期から今回のオフィスまでの変遷
――基本的に出社必須とのことですが出社・退社時間などはいかがですか?
日下:完全に自由です。毎週月曜はがっつり議論したあとに21時半から飲み会をやるんですが、その時間にあわせて遅く出社する、というのも全然OKなんです。
有給取得も個人の都合に合わせて自由に。産休・育休とかは制度がありますが、むしろ保育園に通い始めてからのほうが体調不良とか突発的な事象があるじゃないですか。子供のイベントや記念日も、そういうときこそフレキシブルにあるべきだと思っているんです。そのために普段ハードワークしているんですよね。
――そこのバランス大事ですよね。
日下:それに対して(社内のslackで)みんな「おめでとう」や「行ってらっしゃい」などのスタンプで送り出してくれるので、申し訳ない気持ちが生まれないんです。そういうカルチャーが支えていないと結局制度があっても使われないままになってしまいますよね。
バリューにおいて「人間的成長」を謳っていますが、成長する過程では、言いにくいことも言わなくてはならないし、厳しいフィードバックを受けなきゃならないこともあります。そんなとき、根底に信頼感があるかどうかが重要で、その信頼度を増すためには普段からコミュニケーションを深くとることに勝るものってないと思うんですよね。当社はそのカルチャーをとても大切にしています。
――今後オフィスでやっていきたいことは?
宮津:実は移転初日からも大きくレイアウトが変わってるんです。もう少しこういうふうにしたい、とか、この効果を増していきたい、という話になればすぐにレイアウトを変えたり家具を追加したり、日々改善を重ねています。
働く空間を作ることはこれからもずっと継続するわけで、「オフィスは移転して終わりではない」ということを今すごく実感しています。難しくも楽しいと感じています。
――頼もしいファシリティマネジャーさんがいて、今後もアセンドさんのオフィスは安泰ですね!今後もオフィスがアップデートしていく様子、しっかりウォッチさせていただきます!!
* * * *
取材を終えるころには美味しそうなパスタが♪
「セッキーさんもどうですか?」
「えっいいんですか?」
今度は必ずごちそうになって帰ります!
本日はありがとうございました!!
Information | アセンド株式会社 https://www.ascendlogi.co.jp/company/
*従業員数:約30名 *規模:86坪 *設計:アセンド株式会社/人事・総務部/宮津氏 *施工:株式会社コハセワークス |
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ライタープロフィール
整理収納アドバイザー(準一級)、防災士。2014年入社、当社で初めてライターに挑戦。キャリアのスタートは銀行員、その後リクルートグループ、大手税理士法人、スポーツアパレルなど複数の事業会社で管理部門、企画部門、秘書などを経験しながらカルチャーショックのシャワーを浴びまくる。2度の高齢出産を経て復職し、現在家事・育児・リモートワークに奮闘する毎日。無類のコーヒー好きで趣味はハンドメイド。いつかはインタビューされる側になりたい!
ライタープロフィール
整理収納アドバイザー(準一級)、防災士。2014年入社、当社で初めてライターに挑戦。キャリアのスタートは銀行員、その後リクルートグループ、大手税理士法人、スポーツアパレルなど複数の事業会社で管理部門、企画部門、秘書などを経験しながらカルチャーショックのシャワーを浴びまくる。2度の高齢出産を経て復職し、現在家事・育児・リモートワークに奮闘する毎日。無類のコーヒー好きで趣味はハンドメイド。いつかはインタビューされる側になりたい!
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