ライター:マーシー
2021.02.17
このところ至る所で頻繁に見かける「デジタルトランスフォーメーション(DX: Digital Transformation)」という言葉。
経済産業省によると、DXとは「企業がビジネス環境の激しい変化に対応し、データとデジタル技術を活用して、顧客や社会のニーズを基に、製品やサービス、ビジネスモデルを変革するとともに、業務そのものや、組織、プロセス、企業文化・風土を変革し、競争上の優位性を確立すること」とあります。
引用:経済産業省「デジタルトランスフォーメーション(DX)を推進するためのガイドライン」
単に既存の業務のデジタル化を進めるだけではなく、企業文化や組織の風土そのものを変革することを指しているとのこと。
ステイホームの長期化が予想される中で、ニューノーマル時代のバックオフィスのあり方も改めて問い直されており、業務のRPA(Robotic Process Automation)化を実施するタイミングとしては、今が絶妙の時期なのかもしれません。
※画像は「RPAロボパットDX」公式リーフレットより引用
誰でも簡単に作れるRPAロボパット DX
株式会社FCEプロセス&テクノロジーが開発した、純国産RPA「RPAロボパットDX」(以下、ロボパットDX)が人気を集めています。
同社によると、ロボパットDXは、プログラミングの知識がない事務職でも簡単に作れるRPAで、「マウス」と「キーボード」で操作できることは全て対応可能とのこと。
早速、どんなものなのか見てみましょう!
ロボパットDXの優れた特徴
1. プログラミングの専門知識不要
ロボパットDXは、現場部門向けに設計されたRPAなので、社内の情報システム部門のサポートは基本的には不要です。担当者がせっかく良いシステムを探してきても、多忙を極める社内情シスの方々のサポートが必要な場合、なかなか事がスムーズに進まないことがありますよね…。でも、その心配は無用なのです。
2. 全てのソフト、ブラウザアプリに対応
PCの画面上に映し出されるもので、マウスとキーボードで操作可能なものは全てRPA化可能。つまり、全てのソフトやブラウザアプリに対応が可能です。自社が導入している特殊な環境で動くWebアプリなどでも、問題なくRPA化できるので、その点も安心ですね。
3. 1か月単位での契約が可能
契約の最小単位は1か月から。繁忙期のみ契約することも可能なので、導入コストを最小化できます。こういったサービスは、一般的に、1年縛りの契約が多いため、1か月単位の導入は魅力的ですね。
4. 1か月3アカウントまでの無料トライアルが可能
社内で複数人が使えるアカウントのトライアルを無料で提供しているRPAはまだ多くありません。そうした中、3アカウントまで無料活用できるサービスは魅力的。導入前の検証もスムーズに進みそうです。
5. 全て無料のサポート体制
そしてこのサービスで最も素晴らしいのが、ヘルプデスクや社内の操作勉強会などの開催まで全て無料で活用できるサービス体制です。オンラインでの勉強会には、何人でも何回でも無料で参加が可能です。
ロボパットDXでどんなことができちゃうの?
なるほど!これなら、忙しい日常業務と並行して、情シスの方々の手を煩わせることなく、担当部署だけでRPAを進められそうですね。
では実際には、どんなことができるのか、もう少し詳しく見てみましょう。
実際に、ロボパットDXで自動化できる業務は以下のとおりです。
・管理表のとりまとめ(ログイン、Excelにコピペ、集計)
・セミナー参加企業の集計(Excel集計)
・顧客DB管理(Excel集計、ログイン、データ加工)
・請求書取得(ログイン、Excelにコピペ、集計し、メール送信)
・経費支払いチェック(ログイン、ダウンロード、加工・集計)
などなど…。
ロボパットによる自動化業務(一部)※画像は「RPAロボパットDX」公式リーフレットより引用
そしてこうした自動化プログラムを、直感的な操作で簡単に作ることができるのです。
参考イメージとして、下記事例をご覧ください。
・操作画面上で、「マウス」を選び、「ダブルクリック」を選択。
・次に、ダブルクリックさせたい画像(ごみ箱アイコン)を範囲指定して、それを登録する。
この動作のプログラミングに必要な操作は、たったこれだけなんです。これなら誰でもすぐにRPAを使いこなすことが可能ですね!
<事例>ごみ箱アイコンをダブルクリックさせる動作をRPA化する
初期費用ゼロ円。プログラムが完成すればランニングコストは3分の1に
さて、気になるお値段ですが、ロボパットDXの料金体系は、非常にわかりやすいです。
初期費用はゼロ円。「フル機能版」での1ライセンスは、月額12万円(税別)。RPAで自動化をするプログラムを作る際は、このフル機能版が必要ですが、一旦プログラムが出来てしまえば、あとはそれを運用(実行)するだけ。その場合は、「実行専用版」のライセンス(1ライセンス当たり月額4万円[税別])に切り替えれば、月額のランニングコストは3分の1になります。導入・実際の運用のしやすさに徹底的にこだわったスタイル、これなら社内決裁も取りやすいのではないでしょうか。
ひと昔前までは、このような業務の自動化を行うには、Excelのマクロを勉強したり、ソフト・アプリ自動化の専門業者さんに一定期間、業務をしっかり分析していただき、その後、数週間から数か月かけて自動化プログラムを納品いただく…というのが一般的でした。そのため、よほど工数がかかる"重ため"の業務でなければ、マクロ化したり、自動化作業を外に発注する費用対効果が見込めないため、こまごまとした、しかし大量にあふれる業務の自動化がなかなか進みませんでした。
今は、月額数万円から十数万円程度で、これらの自動化が、担当者レベルで手軽にできてしまう。そして、プログラムが完成すれば、契約を解約することも簡単です。
手間暇とコスト面の両方から、RPAの世界は、ここ数年でグッと身近になりました。今のこのステイホーム期間を有効活用し、RPAに本格的に取り組んでみることで、新たな働き方に一気にシフトチェンジできるかもしれません。
ご興味ある方は、是非お試しください!
INFORMATION | 運営会社:株式会社FCEプロセス&テクノロジー 所在地:東京都新宿区西新宿2丁目4番1号 新宿NSビル10階 お問い合わせ先: お問い合わせフォーム https://fce-pat.co.jp/contact/ 電話 03-5908-1415 ※受付時間:平日 午前9時~午後6時 |
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ライタープロフィール
2019年入社。金融・不動産・製薬などで総務業務に長年従事。オフィス好きが高じて、プライベートでも独自のオフィスツアーを企画するなど、オフィス訪問がライフワークとなっている。週末などに非営利分野の活動も精力的にこなしている。強くないのにお酒好き(焼酎派)。
ライタープロフィール
2019年入社。金融・不動産・製薬などで総務業務に長年従事。オフィス好きが高じて、プライベートでも独自のオフィスツアーを企画するなど、オフィス訪問がライフワークとなっている。週末などに非営利分野の活動も精力的にこなしている。強くないのにお酒好き(焼酎派)。
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