プロマネと設計を分ける意味、メリットは?
プロマネと設計の業者って、分けたほうがいいのでしょうか?メリットは?
(まず、昨今はプロマネという言葉が乱用され、その定義が曖昧であるので注意が必要です。ここでは、オフィス構築における工事請負や家具販売とは切り離された役割としての純粋なプロジェクトマネジメント業務について回答します)
プロマネと設計の委託先を分けるか、”設計プロマネ”として一社に任せるか、どちらが良いのか・・・
プロジェクトの規模と求めるデザインレベルによって、その答えは異なるでしょう。
昨今、プロジェクトをハンドリングするノウハウが社内にもある程度蓄積されている企業においては、
設計プロマネとして一社に任せることが増えて来ているようです。複数社に委託するのと比べて、
情報共有の迅速さと報酬総額の圧縮にメリットがあります。
しかしながら、設計はアクセル役・プロマネはブレーキ役を求められる側面もありますので、
分離体制により健全なコンフリクトが表に出ることによって争点を明確にして、
施主としての的確な判断が可能となる点は見逃せません。
(特に、コストマネジメント機能においてその効果が大きく表れます)
規模が大きくなればなるほど、求めるレベルが上がれば上がるほど、
”餅は餅屋体制”のメリットが高まるものと考えます。
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