まずは知ることから。見えない”片頭痛”をかるたで学んでみませんか？

「6月になると梅雨入りが怖い」
「香水のにおいも引き金に」
「部屋を真っ暗に、音も遮断してしのぐ」

これ、なんのことかわかりますか？日本では，成人の約8.4％がかかっているとされる（*）、「片頭痛」のあるある症状なんです。

今回は、【ヘンズツウかるた】なるものを提供されていると知り、ワダイにしてみることにします！

*:一般社団法人日本頭痛学会HPより

片頭痛について、いろいろと勉強してみるとこんなにたくさん知らないことがありました。

●あらゆる病気の中で、2番目に”日常生活上の支障を抱えながら過ごす負担”が大きい
●頭の片側もしくは両側のこめかみあたりがズキズキと痛むのが特徴
●「片頭痛」という名称でも両側が痛むという方も約4割いる
●前兆症状がある場合、キラキラした光、ギザギザの光が視界にあらわれ見えづらくなる（閃輝暗点）が起こる人が約9割
●頭痛だけでなく、吐き気や光、音、においなどにも敏感になったりする

が、、まだまだあるんですね。

【参考】日本頭痛学会ホームページ、「片頭痛.info」

頭痛が起きていても、その痛みや辛さは本人にしかわかりませんよね（もちろん頭痛だけではありませんが）。
そんな目に見えない辛さを抱えながら過ごす、職場での大変さ。少しでも理解してあげられる、こんなかるたが作られていました！

▼ヘンズツウかるた

け、剣山に刺されるような痛みなんて、、、、＞＜
もう想像すらできませんね（涙）

そしてこちら、46枚のかるたの一覧をPDFで無料ダウンロード、使用できるというのです！なんとありがたい！

※ぜひ、ヘンズツウかるた公式ウェブサイトでダウンロードしてみてください！

また、「オンラインでの遊び方」も紹介されていますので、リモートでもチームなどで学んでいけそうですね。

この「ヘンズツウかるた」は、
PR発想であらゆるコミュニケーション活動を支援する、株式会社プラップジャパンと、日本イーライリリー株式会社が共同で取り組んだ、片頭痛の疾患啓発プロジェクトにおいて開発されたもので、「PR Awards Asia 2022」にてシルバーを受賞しているのだそう。すごい！
（https://www.prap.co.jp/topics/2022/p-962/）

また日本イーライリリー株式会社では、
「多様な背景をもった人々がそれぞれに豊かな生活を送れることを目指した『Live Your Best Life』という取り組みを推進。その取り組みの一環として、仕事・生活にも大きな影響がある一方、重い痛みが周囲に理解されず、誤解が多いという課題がある30～40代の女性に多い片頭痛を取り上げ、社員が能力を発揮し働きやすい職場づくりを目指し、職場環境の改善を自発的に推進する「ヘンズツウ部」を発足」してるんですって。
ちょっと気になりますね★

→日本イーライリリー　「ヘンズツウ部」

筆者が以前在籍していた企業の同僚で、いつも頭痛に悩まされている女性がいました。いわゆる頭痛もちでない筆者は、「また頭痛か、、、大変そうだなあ」と感じながらも、それ以上何もしてあげられることがありませんでした。今思うとその方は「片頭痛」もちだったのではないかと思います。その頃にこのかるたの存在があれば、もっと状況を理解してあげられたのに、と思います。

働きやすい職場を目指すすべての企業に、このかるたの存在を知って欲しい。
片頭痛だけでなく、いろんな病気の多様性を認識して、よりよい職場づくりが進んでいくといいですよね！