OKANが実施！社員同士の積極的な雑談を促す”ハイブリッドランチ”のすすめ

昔から「同じ釜の飯を食った仲」なんて、仲の良さや結束感を表現する言葉がありますよね。テレワークが当たり前になってきた今、同じ釜の飯を食うなんてできるわけない・・・（いやそもそもオフィスに出社しててもそれできないっしょ）

ん、できるの？ほんと？

はい！
「働く人のライフスタイルを豊かにする」をミッションとして掲げる株式会社OKAN（おかん）さんが、最新の自社サービスを利用して、”同じ釜の飯”、食っちゃったそうです！

どの企業でも、テレワークという働き方には大きなメリットを感じつつも、コミュニケーションの問題は解決方法を模索中、というところが多いかと思います。同社が実施したのは、オフィスワークでも在宅ワークでも参加できるその名も”ハイブリッドランチ”。同社では緊急事態宣言が発出された3月26日から原則リモートワークとなっていましたが、この7月より、オフィスワーク・リモートワークのどちらも選択できる「ハイブリッド型の働き方」に移行したんですって。

そこで活用されたのが、先日ご紹介した「オフィスおかん仕送り便」。オフィスの置き総菜サービス「オフィスおかん」を、在宅ワーク中の社員の自宅に配送するという、テレワーク時代に合わせた新しいサービスです。
→【気になるワダイ！】テレワーク時代の新たな福利厚生モデル「オフィスおかん仕送り便」とは！？

なるほど～、”仕送り”されてきた同じメニューのお惣菜を食べれば、たしかに”同じ釜の飯”！！離れているからこそ、同じメニューを食べるって、なんかつながりを感じられますよね。

↓これが、実際のハイブリッドランチの風景。みんな笑顔で楽しそう♪

■ハイブリッドランチを実施した背景は？

原則在宅ワークになってから1か月弱のタイミングでハイジ（同社が展開している、人材定着のための組織改善サービス）のサーベイを行ったところ、「社内の雰囲気」「執務環境」「リフレッシュ環境」「家庭やプライベートの充実」の、4つのテーマで課題が顕在化したとのこと。そこで4月より2点の制度改善を行ったといいます。

１）保育・介護をしながらの勤務を公式推奨
２）フレックス勤務の標準時間帯を拡大（9:30~18:30→5:00～22:00）

これにより一部数値が改善されたとのこと。やることが早いですね！反応もすぐわかるからすごい！

でも、3か月以上にわたる在宅ワークで「メンタルヘルス」の数値が悪化していたのだそうです。また、雑談を必要とする声もちらほら聞こえていたそう。そこで、「積極的な雑談やコミュニケーションの機会を会社として提供しなければ離職につながりかねない」との判断から、ランチ会の開催が決まったというわけ。

例えば、Slackの雑談チャンネルを立ててみたり、オンライン飲み会をするなど、いろんなやり方がありますが、普段仲のいい人たちだけで開催されてしまったり、苦手意識を持つ人も少なくない気がします。ランチは、基本、業務のど真ん中の時間帯であり、食べない人はいないですもんね。堂々と雑談できますし！

■実施してみた感想は？

開催後に行ったアンケートでは満足度100％に！
社員の感想として、こんな声が届いています＾＾

「部署を越えた交流ができるので、リモートワークで話ができていなかった他グループのメンバーとの会話のきっかけになった」
「（コロナ禍での入社だったので）初対面の方とのコミュニケーションに悩んでいたが、顔を見て話すととても話しやすかった」
「共通の食事なので、こんなアレンジメニューが美味しいなど、コミュニケーションが広がった」

そして実は、沢木社長からのお手紙も一緒に入っていて、思わず感動して泣いてしまった社員さんもいたとか。メールで送ることもできるけど、経験したことのない状況で張りつめていた心に社長直筆のお手紙、ぐっときます。

今回は取材ご依頼、ありがとうございました！

とてもいい企画だと思いました＾＾　今後も不定期に開催するそうですよ。

みんなでそれぞれのランチを食べながら、WEB会議システムをつなぎっぱなしにする、というのは実際やっている方、結構いると思います。それだけでも一人でランチするよりも楽しいし気持ちがリフレッシュする気がしますよね。

でも、今回の事例のように、”同じメニュー”を食べる、というのはより一層”つながっている”感覚を得られるのではないでしょうか。離れているからこそ、離れた場所で同じものを共有する、これからの働き方に必要かもしれません。