2018.08.09
新版フリーアドレスマネジメント
~部下マネジメントとコミュニケーションの実際~
という本が2018年7月に発売されたということで、読んでみました。
帯のキャッチコピーが
「フリーアドレスマネジメントの元祖は吉田松陰だった!」というのに、まず興味を惹かれます。
松下村塾は席が決まっておらず、吉田松陰もそれは同じ。
話が盛り上がってきた場所が出ると、吉田松陰はその中に入って議論をファシリテートしていく。
なるほど、確かにフリーアドレス!!
ただ、今の時代でも日本人はディスカッションが得意ではないと思いますが、その時代はちゃんとできていたのかなと思いましたが、そこは、最初から活発な議論ができていたわけではない様子。
色々と苦労しながら、塾生がお互いの意見や考えを共有できるような空間にしていったそうです。
どういう風にしていったのかの詳細は是非、本を読んでいただいて。。。
そんな歴史的な話は、本全体の10%程度。
この本のメインは、オフィスとしてのフリーアドレスにはどんな機能や特徴があるのか。フリーアドレスを実施しようとする企業のほとんどが悩まれるチームマネジメントをどうするかなどが事例を入れながら知ることができる点です。
フリーアドレスを検討している会社は、フリーアドレスの利点や欠点を確認すると共に、成功するにはどのように働き方を変える必要があるのかを知ることができます。
フリーアドレスを導入している会社、より良くするにはどうすればいいのかの参考になると思います。
面積別のフリーアドレスのスタディプランなども入っているので、自分達の会社をイメージしながら読むこともできたのもいいところです。
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