好き嫌いが一番大きいのは「六本木」！「オフィス立地ブランド調査2015」！

昨年取材をさせていただいた オフィス立地ブランド調査2014
今回、新しく2015年度版をリリースされたということで、また話を聞きにいってしまいました。
１年間で違いって出るのかな？

その前に、「オフィス立地ブランド調査」って何かというのを再度振り返ってみます。

なんとなくのイメージがあるエリアや駅を「なんとなく」ではなく、きちんとデータ化したもので、1都3県在住、都内勤務2,000名にアンケートを実施。
都内23区のうち50のエリアをピックアップし、二つの調査で構成されています。

今まで個々人の経験の蓄積であったりとか、業界の常識のようなことでしか語られなかったものが、定量的な根拠で語ることができたら、 それはきっとブランディングやマーケティングにも役立つ、、、そんな想いから、ディー・サイン不動産研究所が調査を実施してくれています！

さて、それでは１）魅力度調査から見てみましょう

「働きたい」⇔「働きたくない」の5段階の回答のうち、「働きたい」に振れた割合を集計したものだそうです。

第１位は昨年に引き続き、「丸の内」で、37％の人が支持する結果！
TOP５の顔ぶれも変わらず！
TOP10もほとんど変動がないですね

そんなに変わらないのかな？と思ったら、11位には、昨年16位であった「飯田橋・神楽坂」が登場。
エリア内での複合商業施設のオープンやそれに関連してメディアへの露出が多かったこともあり、今年は11位と大きくランクアップしています。
これで渋谷よりも上位になるんですね

再開発がされてきている「京橋」もランクが上がっています。
叩けば響く！開発すれば上がる。街に対するイメージもそんな感じなのかな？

何か他に面白い切り口がないかなとお聞きすると、年代性別ごとに出した順位を見せていただきました。
年代性別で差が大きかった順に並べてみました。

なんと、「六本木」が、好きな世代と嫌いな世代の順位に31位の開きが！！
20代男性で7位なのに対し、40代女性で38位！
30代女性が29位、50代女性が37位ということなので、「六本木」は世代差（特に男女差）が大きいようです。
20代男性はヒルズ族に憧れ？女性は昔のディスコブームの印象が残って？というような勝手な想像が（笑）

次は2）イメージ調査を見てみましょう
「親しみがある」「高級感がある」「グローバル感がある」など、24個のイメージキーワードを、《アクティブ》《スタイリッシュ》《コンビニエンス》《トラディショナル》《リラックス》の5つのイメージに編集しデータ化したもの。
全体データをもとにクラスター分析を行い、イメージ全体像の傾向が類似する8タイプに分類したものとのこと

それぞれのエリアに対してなんとなくイメージがありましたが、
確かに”そんな感じがする！”というのが多いですね。

経年で比較していけば、もっと面白くなりそうですね！

ご紹介したものの他にも沢山の切り口で情報を発信しているみたいですので、ご興味ある方、ぜひお問い合わせしてみてくださいね★