キョウエイ：移転後の目標売上をスピード達成！採用増もナットクの満足度満点の快適オフィス

今回は愛知県小牧市にある建設業、株式会社キョウエイさんをオンライン取材！

なかなかその企業名を耳にしたことがない方が多いと思いますが、実は後世に残る多く建築物に携わっていらっしゃいます！例えば 2011年に世界最大のプラネタリウムを備えリニューアルした名古屋市科学館。ジブリパークにJPタワー名古屋。さらには TOKYO2020オリンピックが開催された現在の国立競技場にも！

2020年6月に移転したという同社は社員約50名、「外は小牧市、中は丸の内」なんていうユニークなコンセプトのオフィスを作り上げました＾＾ 社長が、社員の意見要望に積極的に耳を傾け実現した設備のおかげもあって、採用応募者数が劇的に増加したというのですから気になりますね～

では、行ってみよう～～！！

以前のオフィスは、倉庫の二階を事務所にしていたため、とにかく狭くて暑い（そして寒いんでしょうね）。20坪ほどの広さで2か所に分かれていたためコミュニケーションが取りにくかったことも課題でした。現在のオフィスでは採用に注力したい、という最大の目的を果たすため、コミュニケーションをとりやすく、また外観・内装・広さなどにおいてすべて快適なオフィスを目指しました。

オフィス棟と倉庫棟の2つの建物、ではまずオフィス棟から、おジャマしまーーす！

壁一面木材で彩られたエントランス！オフィス全体がブラックを基調にした洗練された雰囲気なので、ここは温かみを出したかったそう。

も、もしかしてもしかしてこれは・・・！ジブリパークの建設を担当したことから宮崎吾朗さんのイラストを贈呈されたそうです！安全帯も付けてる！

さあ入口です。

外が見えて開放的なエントランスホール♪

パッと目を引くのが、壁面を彩る世界地図時計。とても印象的です。「建設業は世界においてはまだまだ成長産業。常に意識を世界に向けていてほしい。また、アジア圏から訪れている実習生もいるんです」そんな社長の想いから。ステキです～

1階には全部で3つの会議室があります。まず一つ目。

なんか気になるこの時計・・・全部ミラーでできてる。
えと、いま何時ですか？いいんです、そんなのわからなくても。

次は36名ほど収容できる大会議室。セミナーや勉強会にも使用。ガラスにブラックのフレームが効いてますね。

こういう時計を大会議室に選ぶセンスがすてき。 ま、いいですよね、正確な時間はわからなくても（笑）。

スクリーンを設置しなくても壁に投影できる仕様ですね。

3つ目はオシャレな会議室出てきました。

ガラスボードなんですね、おしゃれ～

採光は上部の窓から。ちょっとブラインドのお掃除大変かもしれませんが＾＾；

こちらの時計はちゃんと時間わかりますww　すべて社長自らセレクトしたものだそう！

1階の奥に階段が見えてきました。右は倉庫の入り口です。

明るい！倉庫の中まで採光を意識しているなんて珍しいですね。暗い倉庫には誰も行きたくないものです。これなら昼間は電気をつけなくても作業できます！

そして階段下まで玉砂利を敷くというこだわり。デッドスペースもぬかりない！

トイレも木目とブラックで会議室と統一されたデザイン。隣にはSDGｓ宣言のポスターが貼ってあります。いつでも目にする場所にあるのが大事ですね。

階段の踊り場にバンクシー！「今は笑っているがいい、いつか見返してやる」というメッセージ！河野社長にとって、「創業時、4次下請けから始めたが”いつか俺たちの時代にしてやる！”と熱い思いを抱いていた、それを思い出させてくれるお気に入りの絵」なのだそう。毎日目に触れる場所に置くと、気合が入りますね！！

もひとつバンクシー！

さあ執務室！大きくガラス越しに見えました。

おジャマしまーーす！あ、天井の空調、風向きを均等にするファンがついてます！これ、オススメですよ～ そして天井が黒くてカッコいい♪

社長室もガラス張りでよく見通せます。

足元までガラス窓なので解放的、明るくて見晴らし抜群です！

イスが黄緑なのはオフィス全体の緑視率を上げるためだそうです。

正面はずらりと低いオープン棚。そして壁面が全面ホワイトボードで沢山の掲示に使われています。これだけ使われればホワイドボードも嬉しそうですね♪

上部には4台のディスプレイが設置され、各拠点とLIVEでつないでいるほか、経営目標などを常に見える化！！

現状は固定席運用。社員約50名のうち、常時オフィスを利用するのは20名ほどだそうで、24席のほかフリー席もあります。採用強化であっという間に席が足りなくなりそうですね＾＾；　全員ノートPCに変更しフリーアドレス導入、リモートワーク活用などの運用変更を検討中。

奥から見た感じ！ん～こっちからの眺めも筆者は好き♪階段を上がってくる人、下りていく人がよく見えるのって、いいですよね。

カウンターもあるんですね！ちょっと休憩したり、お土産のお菓子を置いたり。

その隣はフリースペース。ヤシの木があると南国な気分に浸れそう！あのイスは争奪戦になりそうですね。

ではこちらから隣の建物「倉庫棟」へ向かいます！！ドキドキ
ここは引き戸なんですね～階段が見えました。

階段を上がり切ると倉庫棟の3階に到着！

じゃじゃーーん！いろんな設備を備えたカフェスペースでした！社長曰く、イメージは某有名コーヒーショップ！なのだそう＾＾　天井かっこいいなあ。

こちらの壁には大きく企業理念が“英語で”書かれています。

おお！社員のご要望第一弾！ゴルフシミュレーターがありました。仕事終わりに社員同士で、またお客様を連れてきて、と盛んに利用されているそう。

第二弾は、女性社員からの熱い要望を叶えたフィットネスジム！こちらも結構利用されているそうですよ＾＾

角にはカウンターがあります。エスプレッソマシーンを置くのも良さそう♪

窓際の天井からはスクリーンが下りてくるようになってる！！

50名ほどを収容できるので、経営計画の発表や勉強会、もちろん懇親会なども。これからいろいろとイベントも検討しているそうで、活用するのが楽しみですね！

では、次はどこへいきましょうか？あ、この左の壁にあるドアから移動するんですね。

あ、またトイレ。こちらの棟は打ちっぱなしのコンクリ風でおしゃれですね。

こちらの階段で中二階に下ります。

なるほど、中央部分には床がなく、周囲がぐるっともの置き場になっていて、フォークリフトが入ったりするんですって。

一番下まで下りて行きまーす

外が見えてきましたよ

1周して戻ってきましたーーー

今日はずっと社長自らスマホを持ってオフィス内をラウンドして下さいました、本当にありがとうございました！！


社長インタビュー

笑顔が爽やかな印象の、代表取締役の河野誠二さんにお話を伺いました！

応募者急増、目標売上の早期達成も実現

――以前のオフィスではとにかく暑くて狭くて、、、というお話でしたね。皆さん快適になられましたか？

河野さん（以下、敬称略）：そうなんです。倉庫の上に事務所を作っていただけのオフィスだったので、夏はネッククーラーをつけながら真っ赤な顔をして仕事しているような状況でした。もちろん冬は寒いですし、もうほんとにひどかった。採用強化しようにもできませんでしたね。

――それはそれは、、、いま採用に関してはいかがですか？

河野：採用は大きく変化しました。2020年の移転後から約2年半で16名という、今まででは考えられないような数の社員を迎えることができました。新オフィスになってから、求職者の年齢層が一気に下がり、20代の応募が増えました。また初めて新卒採用に取り組むことができ、16名のうち3名が新卒社員です。前オフィスでは採用面談をしようにも当日キャンセルが頻発して悲しい想いをしてきましたから…

――んー、たしかに暑くて寒い倉庫オフィスを見れば踵を返す人がいてもやむをえないですね（涙　その点はバッチリ採用強化できて、移転の目的達成ですね！

河野：ありがとうございます。コストをかけてオフィスをきれいにする最大の目的として、売上を5年で倍にする、という目標を掲げておりました。そのためにはもっと人員を増やしていかなければならない。採用強化するためには、働きやすい、会社に来るのが楽しくなるといったような環境を整えることが最重要ととらえました。オフィスが新しくなり、実はこの3年で目標を達成したんです。

――素晴らしい！実績にしっかりと表れていますね。皆さんも働く意欲がわいてきたということですかね？

河野：おっしゃる通りです。モチベーションも上がっていい仕事ができるようになった、ということですよね。さらに、ゴルフシミュレーターやフィットネスを備えた、倉庫棟3階のフリースペースのおかげでコミュニケーションが活性化しました。

遊べる、泊まれる？！快適オフィスを目指して

――ユニークな設備は、社員さんから意見を募ったんでしたよね？

河野：はい、アンケートで「お客様との接待でゴルフに行くこともあり練習できるとよい」という声があり、ゴルフシミュレーターを導入しました。お昼休憩や業務終了後にみんなで練習するシーンもよく見られ、部門を超えたコミュニケーションが深まったと思います。また倉庫棟にはセキュリティなしで入れますので、気軽に協力会社の方々をお呼びして一緒にやることもあります。社内外の信頼関係強化につながっていると実感しています。他にも要望のあった「麻雀ルーム」を導入しましたが、1年で二度しか利用されなかったので撤去し、代わりにフィットネスルームができたという感じです。

さらには、以前はとてもじゃないですがお客様をお呼びできるような環境ではなかったのが、キレイになってからはお客様、しかも上層部の方々がお見えになることも増えて、嬉しい光景だなと思います。

――3年が経過していますが、現状の課題などありますか？

河野：もう少し広くしてもよかったなと思っています。もうすでに次の移転もしくはリニュアルを検討しなくてはならないのかなと、内心ヒヤヒヤしています（笑）。あと課題ではないですが、隣の竹林の土地を購入できたらカラオケルームやキャンプなど、「会社で遊べる、会社に泊まれる」をモットーに様々なことを目論んでいます！

――それは楽しそう！とても丸の内ではできないプランですね（笑）！！今後もさらなる進化を楽しみにしています＾＾

今日はありがとうございました＾＾