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気になるオフィス!
他社のオフィスってなんか気になる!いろんなオフィスをご紹介します!

ライター:セッキ―

2023.06.30

サイカ:一度訪れたら忘れない。絶大なインパクトで来訪者に安心と信頼を

“データサイエンスの力で人々の創造力を飛躍させるコンサルティングカンパニー”、株式会社サイカさんにおジャマしました!

社名の由来は、お気づきでしょう?
才能を華やかに開花させる――英語表記は「XICA」です。

取材依頼をいただき、お写真をいくつか見たときには鳥肌が立つほどのインパクトを受けました!「和モダン」テイストの日本庭園のようなエントランスもさることながら、その構築の背景に着目してほしい!

元は都心を中心に幅広く展開する某コワーキングスペースだったという居抜き移転なのです。什器の再利用率は80%、壁材など構造物の再利用率は100%という、コストを最小限に抑えたエコ移転。なんとも記者ゴコロをくすぐるオフィスです☆

来訪する誰もが記憶に残るようなインパクトあるエントランスは必見ですよ~!
さあ行ってみよう~~♪

移転事由は増員によるもので、2020年1月時点から今回の移転時には約4倍に。前オフィスまではコロナ禍による出社制限&リモートワーク普及のおかげで、スペースに余裕がなくともやり過ごしてきましたが・・・全員がリモートワークでは新たなアイディアやコラボレーションが生まれにくく、また社員の一体感も醸成されづらい課題があり、移転プロジェクトがスタートしました。

今回のオフィスのコンセプトは、社員が“サイカ(才能開花)”するオフィス。自宅を超える快適なワーク環境や社員同士のコミュニケーションが取りやすいスペースを整えることを目指しました。また来訪者には、先進性と信頼性を感じてもらえるような空間になるようデザインしたとのことです。

フロアは下記、3つの空間で構成されています。
----------------------------------------------------------------------------- ◎パブリックスペース:来訪者を迎えるゾーン。XICAらしさを体感してもらうための仕掛けを多く配置

◎セミパブリックスペース:1人用のWEBミーティングブースや、コミュニケーションスペース、リラックスしながら仕事ができるスペースなど、集中作業も大人数のコミュニケーションも可能にする空間

◎執務スペース:個々のデスクだけでなくハイテーブルも設置し、みんながクイックにコミュニケーションを取れる空間
-----------------------------------------------------------------------------


ではお待たせしました!エントランスから行ってみましょう~

エントランス~パブリックスペース

エレベーターホールからの眺め。都会の喧騒から離れ、まるで異空間へと誘う通路。歩いていく間に精神統一ができそうな感覚を覚えます。

鳥居をイメージした通路の装飾。これはマネしたいですね。

受付台は、岩に木板がさしこまれていて、左側は支えがないんです。木板の中には光源が入っていて、アクリルのふちを照らすように加工されたものだそう。これはすごい技術だ!

枝のバランスが絶妙なシンボルツリー。木とともに会社やサイカ社員も成長していきたいという想いを込めて、社長自ら木を選定したそう。

「グリーンの選定は移転プロジェクトの中でも大事なイベントになりましたね。我々のようなデータサイエンスをコアにしている会社は、無機質な印象を与えがちです。技術だけをアピールするのでなく、サイカの1丁目1番地は働く人の才能開花であることまで表現したかった。社名の由来でもある“才能開花”をイメージし、また“成長”の象徴となるグリーンと技術との融合を反映させたエントランスとなっています。」 (移転プロジェクトをご担当した中澤さん)

よく見るとカーペットも面白い!砂利や砂をイメージしているということでステキな日本庭園風です。着物で歩きたくなるような雰囲気!

無造作に置かれた石もなんだかすごい…そのままでは重すぎて運べないし床も抜けてしまうということで、内側をくりぬいているらしいです。

うわぁジャグジーまであるんですね!
・・・じゃなくて(笑)、身も心もクリーンになりそうな真っ白なミーティングスペース。

庭園っぽさを一層引き出しているのはトトロが出てきそうな植栽。中央にあるのはパルダリウムというらしいです。

西陣織が石に張り付いている!!最先端の技術と、伝統を重んじる精神、というバランス。

このガラスの向こうは・・・

なんとテーブルの形が「X」になってる!この画像の後方が執務エリアへの入り口となっていて、来訪されるお客様を待つ時間や、外出前に気持ちを整理する場などとして用意されたウェイティングスペースだそう。

(写真:Nakasa&パートナーズ)

「X」ということは、、、もしかして?

そう、上から見ると「XICA」の文字になっているという遊び心が☆ 西陣織の石のところが「I」、ジャグジーのような白いMtgスペースが「C」、そして「A」が・・・

こちら!ずっと気になっていたガラスの茶室でした!斜めに置かれているのは「A」に見せるための配置だったんですね。ちゃんとこれ、引き戸になっているんです。

縁側もちゃんとあって、雰囲気出てます。これも、ふちだけが光るようなしかけになっててきれいだな~

その横の壁面は、全体がミラーになっているし黒竹があしらわれているし、“かぐや姫感”満載!夜にも来たい!

セミナールーム。曲がり角になる部分がカットされていて気が利いてる~

こちらの会議室は、同社のロゴマークのカラーリングを椅子に取り入れてカラフル!と思ったらまさかの。居抜きで再利用の什器とのこと。ピッタリじゃないですか!

このテーブル、デザイン違い。側面が棚になってて面白いな!しつこいようですがこちらも再利用什器。

カウンターではお酒を楽しむこともできるようになっています!

出社推奨デーとされている金曜日は、お酒もフリーなのですね!!次回は金曜日におジャマしまーーす♪ww

こちらは空港のラウンジをイメージしたスペース。少し死角になっていて落ち着きます。

(photo:SKYLAB)

「和モダン」のテイストについては、リクエストしたというわけではなく、設計パートナーからの提案の中で、同社が実現したい世界観とぴったり合致したのがこのデザインだったそうです。

先進的なサービスでありながら、お客様からいただく信頼と社員同士のコミュニケーションを大切にしている、来訪者の記憶に残り、またここで打合せしたいと思ってもらえる、そんな想いがこめられたパブリックスペースでしたね。

では次は、こちら!
セミパブリックスペース

全部で17のWEBブース、ランチなどにも最適な1段下がったカフェ風エリア、掘りごたつ仕様のミーティングスペースなどバラエティ豊かなワークスペースを備えたエリアです!

中央の大きく広がるスペースでは、今までできなかったイベントやパーティもできる仕様に。外部講師をお招きしての「XICA Friday College」では、半数以上の社員が参加して盛り上がったそう!

▼XICA Friday Collegeの風景

WEBブースは1人用から3人用まで全部で17室!これも居抜きのままの利用です。さまざまなテイストがありますが、うまくハマってる感じがします!

(photo:SKYLAB)

ほりごたつ仕様もいいな!カーテン閉めてお酒持ってくればちょっとした居酒屋さんに早変わり!(笑)

こりゃまた料亭風の半個室。

靴を脱げる場所ってやっぱり必要だよなあ、、、ブロックがなんだか本物の縁側みたい★

あ、ここには、スタンディングデスクとハイスツール。もちろん会議室の中の家具もすべて再利用。

ちょっとした集まりやプレゼンなどに便利そうですね。

ここも明るくて使いやすそうですね!チームで集合したい感じ♪

椅子がカラフル過ぎるかわいいお部屋!気分が上がりそう♪これも再利用かぁ(←しつこい) お得ですね~

何気に時計の色もリンクしてていいな!

執務スペース

執務スペースは撮影NGのため、お写真お借りしました!
シンプルで機能的な執務室ですね。部門ごとのフリーアドレスになり、金曜日を出社奨励日としているそうです。さっと気軽に打合せができるように、スタンディングテーブルは多めに配置されているとのこと。スタンディングコーナーにまでモニターがあるんですね!

(photo:SKYLAB)

以前は会議室が不足しすぎてて出社しようにもできない、という実情だったそうですから、みなさんバンバン利用していただきたいですね!

以上、サイカさんでした!ありがとうございました。

いかがでしたか?

一気にぐっとその世界観に引き込まれるエントランスには魅了されてしまいました。コストをかけるところとおさえるところのバランスが絶妙で、居抜き物件の構築としては非常に参考になるのではないかと思います。

移転直前まで全社員フルリモート状態で、出社しないことに慣れてしまった社員さんも多くいたそうですが、金曜を出社推奨としたことや、社外講師を招いたイベントなど、様々な工夫をされているのも印象的でした。バラエティに富むワークスペースを今後どのように活用していくか、ぜひまた取材させていただきたいものです!

ありがとうございました。

Information株式会社サイカ  https://xica.net/

*所在地:東京都港区六本木3丁目1-1 六本木ティーキューブ14F
*従業員数:175名(2023年3月末時点)
*規模:522坪
*設計:dada株式会社
セッキ―

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ライタープロフィール

整理収納アドバイザー(準一級)、防災士。2014年入社、当社で初めてライターに挑戦。キャリアのスタートは銀行員、その後リクルートグループ、大手税理士法人、スポーツアパレルなど複数の事業会社で管理部門、企画部門、秘書などを経験しながらカルチャーショックのシャワーを浴びまくる。2度の高齢出産を経て復職し、現在家事・育児・リモートワークに奮闘する毎日。無類のコーヒー好きで趣味はハンドメイド。いつかはインタビューされる側になりたい!

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セッキ―

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整理収納アドバイザー(準一級)、防災士。2014年入社、当社で初めてライターに挑戦。キャリアのスタートは銀行員、その後リクルートグループ、大手税理士法人、スポーツアパレルなど複数の事業会社で管理部門、企画部門、秘書などを経験しながらカルチャーショックのシャワーを浴びまくる。2度の高齢出産を経て復職し、現在家事・育児・リモートワークに奮闘する毎日。無類のコーヒー好きで趣味はハンドメイド。いつかはインタビューされる側になりたい!

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