UDS：全社員参加の移転プロジェクトから生まれた仕掛けとは？

まちづくりをキーワードに国内外のホテルやコワーキングスペース、学生食堂などの企画・設計・運営を手掛けるUDS株式会社さん。今年3月に移転されたので、おジャマしてきました！

場所は原宿。
にぎやかな竹下通りを横目に明治通りを少し歩き、小道に入っていくと見えてくるこちらのビルが、UDSさんの新たなオフィス。

『新しいUDSオフィスにどんな機能があったらいいか、どういう空間だったらいいか、の意見を出し合い、新UDSオフィスのキーワードとなる「フューチャーワード」を皆で考えました。』
※UDSニュース＆ブログより

UDSさんらしい理想の働き方を求め、若手社員が中心となった新オフィスプロジェクトが発足してからおよそ9か月。そして出来上がったのは・・・？

学食あり、研究棟あり、購買部あり、のまるで大学のキャンパスのようなオフィス！UDSさんの意志と想いのこもった”UDSキャンパス”、それでは見学スタートです！

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まず初めに見えるのはおしゃれなカフェでした。 こちらは社員食堂としての機能を持ちながら、どなたでもウェルカム！な「リラックス食堂」。

1階がカフェ＆ショップ、2階がオフィスという構造になっています。 この辺では定食屋っぽいところが少ないため、一般の方も重宝しているよう。「夕食もやってほしい」なんて声もあるとかないとか。

今回UDSさんでは新しくショップにも取り組んでいます。ショップ名は「SU＋（スプラス）」。意味は「素＋」、素材そのものにデザインやUDSらしさをプラスして新たな魅力を作っていくことを目指して新たに立ち上がったプロジェクトの、リアルショップなんです。

きれいに並ぶアイテムの30％ほどはUDSオリジナル商品。いずれは100％にしたいという想いも。

下の段にある布製の小物類は、UDSさんが展開するホテルで使用された家具やクッションなどから出た”余り布”を使って製作されたもの。もちろんこれも、その際に関わったデザイナーがデザインしているんですって！ステキなつながりですね＾＾

社員にも身体に良くておいしい食事を、ということでこの移転を機に食堂を作ることに。これも、全社員参加のプロジェクトから声が上がって実現したそう。国内4カ所の学生食堂を展開するUDSさん、ついに夢の社員食堂を実現ですね～
ココロとカラダにフィットするリラックス食堂HARAJUKU

日替わり定食、週替わり丼、白米定食、、どれもおいしそうです！

オリジナルのタンブラー、かわいい！
BRUTUSやPOPEYEなどでおなじみのイラストレーター、長場雄さんの作品。

お米の形のショップカードは、原宿にある精米店からヒントを得て作ったもの。右のはフグレンコーヒーのもの。こだわってますね～

お昼どきで社員の皆さんでにぎわっていました。
一段上がった奥には扉を閉めれば個室になるスペースがあり、打ち合わせなどに大活躍です。

奥から見るとこんな感じ。

さてそれでは、外階段を使ってメインのオフィスへ！

映りこみが激しいですが、、、＾＾；
こちらが入口です。

入ると廊下になっていますが、「UDSライブラリー」と名付けられたアーチ型の収納スペースがびっしり！空間を上手に使っていますね。そしてつきあたりに置かれたミラーで広く見せる効果抜群です。

アーチをくぐると執務スペース。国内外にある運営拠点のスタッフがいつ立ち寄っても、気軽にコミュニケーションをとれるよう、すべてフリーアドレスに。

こちらは個人ロッカー。
足を踏み入れたときから感じていたのですが、収納もデスクも、素材がそのまま活かされていますよね。カラフルでガチャガチャした感じがなくて素朴な雰囲気です。「シンプル」がデザインコンセプトだそう。

こちらは、遠隔会議もスムーズに行うための、名付けて「快適スカイプ」。社員の要望からフューチャーワードとして生まれたもの。これは集中できそうです。

ちょっとわかりにくいですが、左の白い部分が実は収納戸棚になっており、その扉部分がすべてホワイトボードになっています。その名も「Big Wall」！

カーテンを閉める仕様の個室。

こちらは「センターコピー機」！あ、コピー機が特殊なわけではありません。
とかくオフィスの端っこに追いやられがちなコピー機ですが、フロアの中央に配置することによって自然なコミュニケーション増加を促す、そんな考え方で配置されました。

ミーティングスペースの上部にも、うまく収納場所が確保されていますね。

限られたスペースを最大限に活用する、上手な空間利用術。マネしたいポイントです＾＾

以上、UDSさんでした！ありがとうございました＾＾