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気になるこの人!
オフィスに関わるあんな人こんな人、ご紹介します!

2016.05.09

富岡明日香:はたらく未来研究所/所長
「日本の”働き方”の教科書をつくりたい」

働き方や働く環境について、独自の視点で研究する組織「はたらく未来研究所」。 大学教授をはじめ、労務人事・経営コンサルティングやオフィス業界に携わる著名な方々がフェローとして参画されています。
今回、その「はたらく未来研究所」の所長:富岡明日香さんに男性と女性の働き方の違い、女性が働きやすい環境についてお伺いしました。

―まずはこれまでのご経歴について教えてください。

2011年に、現在も所属しているworkstyledesign株式会社に入社しました。
入社してから、主にオフィスデザインのPlannerを行っています。

4年前に、会社としての強みを生かして差別化していこうという動きの中で、当社の強みである「働き方にフォーカスしてオフィスをつくる」という点をきちんと伝えていこうということで、広報としての役割も新しく加わりました。

2014年には、「女性が働きやすいオフィスって何?」と聞かれたときにオフィス業界としての明確に答えが出ない=価値観が存在しないのではないかということで、女性の働き方をオフィスにデザインする為の事業部『CATEGORYWOMAN』を発足させました。
私は、その事業部のLeadPlanninngDirectorに就任しています。

同年には、女性だけでなくすべての人々の働き方や働くテーマを独自の視点から研究する『はたらく未来研究所』を立ち上げ、その所長にも就任しました。

―女性の働き方に関しては、最近いろいろ話題になりますね。

働き方の多様性が広がっていく中で、国籍や人種ももちろんですが女性の働きやすさをオフィスデザインから受け止めようという動きは今後も大きくなっていくと思います。

―働く上での男性と女性の違いはどういう部分でしょうか。

そもそも、男女で脳のつくりが違っています。
男性のコミュニケーションは「機能価値」が優先されます。一方、女性は「感情価値」が優先されるという傾向があります。

分かりやすい例を挙げると、会議を活性化するためにお菓子を用意した場合、男性は「血糖値が上がる」というようなことを感じたりしますが、 女性は「これ新製品なんだね」のようにコミュニケーションを取れるツールだと感じます。

人と話を共有したくなるということは男女の大きな違いです。つまりは女性は「共感」に価値を置いています。

―「共感」に価値を置いたオフィスデザインとはどういうものでしょうか。

距離を縮めるということが考えられます。
例えば、今「○○○女子会」が流行っていますが、女性は肩が触れ合うことができる距離に居心地の良さや仲間意識を感じます。
円型のソファで触れ合うことができる空間にすることで「共感」度が変わります。 また、女性好みの色や座り心地を重視した居心地の良いデザインなどが喜ばれたりします。

―かわいすぎて男性は入りにくいかもしれないですね。

この部屋は女性が多い職場でしたので、男性が頻繁に出入りすることは想定されていないんです。
ただ、この部屋に入ることで男性が居心地の悪さを感じることは、そこに男女の差が明確にあるということです。
男性の方にはいつもとは異なる環境に身を置くということで、何か新しい気づきを得られるきっかけになると思っています。
女性活躍という中で産後の女性を戻そうという動きを各社がし始めていると思います。男女の差を知ることで、女性が活躍できる・居心地のよい距離感が分かるようになるかもしれないですね。

―そのほか、女性に好評だった部屋はありますか。

コールセンター業務を行っていて女性が8割を占めるオフィスのデザインを担当した際にはお客様から「ストレスフルな環境なので癒しがほしい」という要望をいただきました。
女性が何に対して癒されるかということを調べると「子猫」というキーワードが出てきます。
そこで、子猫をグラフィックやインテリア、空間演出に使用した「にゃんSPOT」を作りました。

―この部屋にいたら癒されますね。

癒しがあることでモチベーション向上につながったと好評をいただいています。

ただ仕事は癒されるだけではダメで、メリハリをつける必要があります。
この会社では「にゃんSPOT」だけでなく、様々なシーンに合わせた会議室も作っています。
会議の内容に合わせた部屋を選ぶことで、会議に向かう姿勢が変わり、働き方や会議の質が向上します。

―働き方改革という言葉も耳にするようになってきているのですが、簡単にできるものなのでしょうか。

簡単ではないと思います。
オフィス改革について、一番ニーズを受けているのはオフィスデザイン業界だと我々は考えています。
ですが、お客様が働き方変革をしたいという思いがあっても、「労務管理はどうなんだろう?」「必要なICT環境は?」などの整理が必要となり、 オフィスデザイン業界だけだとナレッジや知識が不足しており、お客様の要望に100点の答えが出せないという状態にあると思っています。

そこで、様々な異業種の方々にもご協力いただき、その知見をインプットし、働く場に変換していこうと考えでできたのが「はたらく未来研究所」です。 女性だけではなく、日本の働くみんなが元気に活躍できる姿を目指しています。

―「はたらく未来研究所」の今後の動き、教えてください。

現在、ダイバーシティマネジメントを研究している大学との共同研究を進めています。 今後、出てきたナレッジや知識は”日本の働き方の教科書”として、この業界の方々や実際にオフィス改革を検討している企業様にも利用してもらえるようにしたいなと考えています。

―最後に一言お願いいたします。

「はたらく未来研究所」は業界初のユニークな研究組織だと思います。私たちの活動が少しでも社会的な意味をもたらすことができれば幸いです。

プロフィール富岡明日香(とみおか・あすか)
はたらく未来研究所 所長
CATEGORYWOMAN unit. 責任者
workstyledesign株式会社 所属


2011年、workstyledesign株式会社入社。オフィスデザインのPlannerを経て、2014年女性の「働き方」をオフィスにデザインする『CATEGORYWOMAN』を発足。LeadPlanningDirectorに就任。
同年、人びとの働き方や働く環境をテーマとして独自の視点から研究する関連研究機関『はたらく未来研究所』所長就任。
オフィスデザインに新たな「働き方」カテゴリーを創造するべく多方面で活躍中。

【プロジェクト実績】
リクルートグループ、電通グループ、太陽インキ製造、サイバーエージェントグループ、アマゾンジャパン
テレビ朝日ミュージック、gloops 他多数
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