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注目の“この人”

オフィス関連の様々な分野で活躍するキーパーソンを順次紹介します。

Vol.20 林 厚見  「自社に合ったスタイルを認識して貫く」

林 厚見
Hayashi Atsumi
株式会社スピーク共同代表
「東京R不動産」ディレクター

 こだわりのある特徴的な物件を紹介し、人気を集めている不動産サイト「東京R不動産」。そのユニークさが多数の雑誌やウェブサイトでも取り上げられ、“日本で一番面白い不動産”として紹介されている。
 この「東京R不動産」を運営しているのが林氏が共同代表を務めるスピーク社である。この会社が注目を集めているのは、「東京R不動産」を始めとするサイトやサービスだけではない。同社では「フリーエージェント・スタイル」と呼ばれる、個人の“自由”と、組織の“スケールメリット”を両立させた、自律的個人の集団としてのユニークなワークスタイルを実践している。この「フリーエージェント・スタイル」やそのベースとなる価値観を紹介した書籍として「だから、僕らはこの働き方を選んだ」が昨年末に出版された。
 同社のように、“面白い”と言われる会社はどの様な考え方のもと、どの様な経緯で生まれてくるのだろうか。今回は、林氏自身のこれまでの経緯や、仕事や働き方に対する考え方について伺った。
 
■ 株式会社スピーク http://www.speac.co.jp/
■ 東京R不動産 http://www.realtokyoestate.co.jp/

人と違うことがやりたかった

 「大学では建築設計を専攻していました。最初は建築家になりたいと思っていたのですが、途中で考え方が変わって行ったんです。空間デザインへの興味はずっとありましたが、自分で図面を引くこと自体が好きなのではなく、どうしたらもっと魅力的な建物や空間が世の中に増えるのか、街にあふれる普通のビルやマンションはどうしてこんなに退屈なんだろう、ということへの関心が強くなったのです。建築や街の環境に対して、デザイナーとしてではなく、プロデューサーのような立場の方が自分らしい仕事ができるのではと漠然と感じていました。
 そんな中、大学院生の時に、ふとビジネス本を手に取って読んだ際に刺激を受け、経済やビジネスといった世界に興味を持って経営戦略コンサルティング会社への就職を決意しました。当時は、今ほど人気も知名度も無く、知る人ぞ知るという業界でしたが、全く知らない世界に触れられるという期待や、人と違うことがしたいというあまのじゃくな気持ちもあってとてもわくわくしました。入って最初の頃は何が何だかわからなくて相当ビビりましたが・・」
 

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更新日:2012/02/03

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